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橋杭岩からの日の出を狙え！
　
串本の景勝地・橋杭岩は、御来光スポットとしても有名な場所です。
「和歌山の朝日・夕日１００選」とやらにも選出されています。

	Ｒ４２沿いにある観光スポット、橋杭岩。 　 その昔、「一晩で橋を架けられるかどうか」という賭けをした弘法大師と天邪鬼。 鶏の鳴き真似をした天邪鬼に騙された弘法大師が、途中で橋を作るのを止めた名残りが橋杭岩という寓話も有名です。
	潮が引くとこんな感じで岩がゴロゴロ。 歩いて橋杭岩の柱群に近づく事が出来ます。 　 橋杭岩は朝日が有名という事で、朝日好きな私としては是非ともここで朝日を拝みたいと思っていたのですが、 とにかく紀伊に来ると天気が悪くて、今まで叶わず終いでした。
	果たしてこれで何度目？の紀伊ツーリング。 ついに良い天気が巡ってきました。 　 渡瀬温泉にキャンプ泊した私は、朝の３時半に起床し、暗い中を撤収し、渡瀬から１００ｋｍほど先の橋杭岩までバイクを走らせました。 すでに空は白みかけています。 　 間に合え〜！と焦りつつ、橋杭岩に到着。
	橋杭岩の駐車場には朝早くから何台もの車が停まっており、皆が朝日目当てのようです。 何人かの人が三脚を立てて、各々カメラをセットしていました。 　 そして、５時半。 日の出来たー！！
	ああ、生で見たかったこの景色。 感無量です。 　 綺麗に撮れたかと思ったら、上の方にレンズの汚れが写ってやんの。 ガックリ。
	橋杭岩はちょうど潮が満ちてゆく途中でした。 足元も海の中を見たら、なんか黒いモノがモヤモヤとうごめいています。 なんとイワシの稚魚のような小魚が、魚影を大きく見せる為に群れているのです。 一糸乱れぬ動きでアメーバのようなモヤモヤした動きを表現しており、とても感動的でした。 　 とり残されないように、潮と一緒にちゃんと海に戻れよ〜！ 　 ＜終わり＞ 　 紀伊周遊国道Ｒ４２／４に戻る

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