新緑の東紀州ツーリング／3

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新緑の東紀州ツーリング／3
　
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	■R311 進むにつれ、海が国道から見られるようになりました。リアス海岸の入り江の急斜面に、小さな漁村が点在しています。
	熊野～尾鷲間の、熊野灘沿いのR311は、あまりの険しさに全線開通するのに長い月日を要した区間でした。今ではありえないほどの立派なトンネル＆快適二車線で、楽に走れます。　しかし道は森の中を走っており、海の展望はほとんどのぞめません。
時々、木々の隙間から、熊野灘の絶景が見られます。ずっと海を横に見て走っていると、風景に慣れて、あぁこんなもんか、と思うところですが、展望がない中を走っていて、たまにチラリと海が見えると、おぉ！綺麗！と感動します。 R311はチラリズムを極めています。
	■熊野古道 R311沿いには、幾つかの熊野古道の入り口があります。昔の旅人が、伊勢から熊野三山へ向かうのに用いた参拝ルートです。険しい海岸沿いを避けるように、山の中へと向かって延びています。
	民家の畑の脇とか、落石防止柵の隙間とか、唐突に熊野古道の入り口が現れて面白いです。
	チラリズムどころじゃないだろこの絶景！海が綺麗だなぁ！どうしてこんな色になるんでしょうね、かき氷のブルーハワイシロップみたい。
	走れども走れども、快適なR311。しかし、この先大型車通行不可の看板が現れました。なるほど、こんな道幅の狭い区間も残っていました。この波打ち際と、この先の集落内の数キロが狭いだけで、あとはもう快適そのもの。
	■新鹿海岸美しい新鹿海岸をグルリと回って進めば、R311も終盤。もうすぐ熊野です。　新緑の東紀州ツーリング／4へ続く

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