探検・鬼ヶ城/3
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東屋を過ぎればしばらくは平坦な山道です。 クモの巣が一面に張り巡らされており、行く手を阻みます。 凄く丈夫なクモ糸なので、一度引っかかると大変。 足を振り上げて一つ一つ破壊しながら注意深く前進。 油断をするとデカいクモが髪の毛から目の前に垂れ下っていたりして鳥肌全開! |
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山道にも海岸と同じような奇岩が点在します。 しかし、苔むしてツタが垂れ下がった奇岩は、海岸のソレとは違った雰囲気。 |
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・・・また階段。 登っては降り、の道が続きます。 暑さと汗と息切れのせいでノドが焼け付くように乾きました。 飲み物を持ってこなかったことをこんなに後悔した時はありません。 この道を行けば自販機が待っている!・・・という気力だけで前進。 |
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パックリ割れた岩の間をモーゼの気分で通過。 汗をかいた体に反応して、ヤブカが大量に襲ってきます。 半袖だったので、両腕をボッコボコに刺されまくりました。 海沿いにも山沿いにも、至る所に花火の玉カスが落ちているのですが、有名な熊野の花火大会の残骸でしょうね。 |
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おお、こんな所に廃屋が。 誰が住んでいたのかは知りませんが、こんな過酷な所に住む人はかなりのマゾですな。 この山道は至る所にコブシ大のカニがウヨウヨしています。 静まりかえった山の中で、カサコソ・・・カサコソと大量にうごめいていて背筋が寒くなります。 |
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やーーーっと東口の観光センターまで戻ってきました。 一心不乱に自販機に駆け寄り、アクエリアスを一気飲み! こんなにジュースが旨いと思ったことはありません。 帰ってきて時計を確認したら9時だったので、往復の所要時間は一時間でした。 山道は苦しくて怖かったけど、結果的にこの道をを選んで良かったと思いました。 今度は飲み物と時計と虫除け持参で同じルートに再挑戦するぞー! <終わり> |
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