南木曽（下山沢）林道のゲートで折り返します。
ゲート前にも、林鉄の橋梁の跡が残ります。

与川の道は、時々民家がポツポツとあるだけです。
R19という大動脈から山ひとつ越えた谷筋に、時代から忘れられたような寂しい田舎道が続きます。
でも、与川道がクロスしているため、意外とハイカーが多いです。
こんなド田舎の道を外人さんの団体が歩いているのを見た時には、さすがにビックリしました。

南木曽から大桑村に入りました。
それと同時に、林道の様子も変わります。
大桑はゲートが緩そうな気配で、さっそくウェルカムな林道に突入！
この林道のガードレールは、林鉄のレールが流用されています。

しかし残念！崩落で通行止め。
この程度、バイクなら行けるだろ！って言われそうですが、
通るな！とアピールされている以上、分別ある大人なのでこれ以上進みません。
泣く泣く引き返します。

すぐに次の林道へ。
フラットで気持ちの良い林道です。

おおっと。

…さて、通れるかな？
現場を確認し、尖った岩や浮いた岩を均して道を作って、バイクを押しながら慎重に通過。
今回、唯一まともに通り抜けられた林道でした。

須原宿の北、糸瀬山の登山口付近に出た辺りで今回の散策を終えます。
その近くに「上郷地区のエドヒガンザクラ」という看板があったので、
その桜を見てから帰路につきました。

と言うことで、ツーリングと言うより、
ただの木曽のゲートコレクションになってしまいました…。
つまらなくてすみません。
でも、行けるかな？行けるかな？と、ウロウロしては引き返していると、
RPGのダンジョンを彷徨ってるみたいで、これはこれで楽しいものですよ。

今度はこの続きで、大桑より北の山の中を散策しようと思います。

＜終わり＞