■延命水

観音平から2kmほど下ったところに、
延命水という石碑と看板がひっそりと立っています。
この場所は、かつて武田信玄がこの地に陣を構えた時、
ここから湧き出る水を重宝したという言伝えのあるある名水です。

そんな由緒ある水ならいただいていこう、と、
勇んで折りたたみ水筒を取り出しましたが、湧き出る水はほんのチョロチョロで、
ちょっと飲む気になれない水質だったので、名水ゲットを諦めました。

延命水からさらにちょっと下った場所に、
まさに南アルプスのビューポイントがあります。
観音平の森の中の展望台とは比較にならないほどの絶景が拝めます。
なんか夜景も綺麗そうな場所です。

残念ながら南アルプスは雲の中で見られませんでしたが、
はるか遠くの富士山が見えました。

観音平を下り、再び八ヶ岳高原道路に戻ります。
仕事明けなのでもうとっくにゼンマイが切れてもおかしくないのに、
不思議なことに、一向に眠くなりません。

八ヶ岳高原道路から、今度は三分一湧水に向かいます。

看板に従って三分一湧水の駐車場まで行き、
駐車場からは、遊歩道を歩いて進みます。

水利権をめぐって常に争っていた3つの村に、
武田信玄が平等に水を分けるために、水路に三角の石を置いたという三分一湧水。
別に三角の石を置く必要はないのでは？と思っていましたが、
水の流れを見ていると、たしかに水は石のおかげで3方向に分かれてるなぁ。

これが三分一湧水の源泉です。
柵に囲まれて立ち入りは出来ないのですが、
用水路から湧きたての水を水筒に詰めさせていただきました。

延命水はゲット出来ませんでしたが、
同じく信玄ゆかりの三分一湧水をゲットです。

三分一湧水を発つ頃には、もう15時半。
そろそろキャンプ場に向かわなければなりません。

清里へと向かうr11を快走します。
森の中の2車線路で、走るのは楽しくても展望は良くありません。
走るにつれ標高がどんどん上がっていき、
寒くて震えが出始めました。

■八ヶ岳牧場

八ヶ岳牧場は、r11沿いにある観光牧場です。
青空と牧歌的な風景が最高！

八ヶ岳＆美ヶ原ツーリング／3へ続く