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下北半島ツーリング前編/6
 
下北半島ツーリング前編/5
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■道の駅よこはま
むつはまなすラインを北上し続けて、横浜町の道の駅に到着。
お土産売り場で、地産のカルビ焼肉のたれとほたて醤油を購入。
 
時刻は16時、もう日が傾き始めました。
そろそろ今夜のキャンプ場を決めなきゃな…。
横浜という町は菜の花が有名らしく、
道の駅には菜の花に関する商品が多く売られていました。
はまなすライン沿いに、菜の花畑への看板が立っていたので、
見に行ってみようと、国道から農道へと入っていきます。
 
農道に入った途端、まるで北海道のような広大な風景が広がりました。

■横浜町菜の花畑
畑の中を走っても、どこにも菜の花畑がありません。
黄色いから、すぐに分かると思ったのですが。
 
よく見たら、自分が走り回っている一帯の緑の畑が全て、菜の花畑でした。
花が全く咲いてなかったから、全然気付きませんでした。
5月だと言うのに、下北では菜の花もまだ咲いてないとは…。
時差ボケというか、季節ボケしそうです。

それにしても、この一帯の菜の花が一斉に咲いたら、
それはすごい景色だろうなぁ。
今は一輪も咲いていませんが、つぼみは上がっており、
あと一週間もすれば、徐々に黄色い絨毯になり始めるでしょう。
二週間後には、ここで菜の花祭も開催されるそうです。
 
とか寄り道している内に17時になり、日が沈んでしまいました。
急いでむつ市に向かいます。
■早掛レイクサイドヒルキャンプ場
むつ市内のGSで給油し、今度は忘れずにタイヤに空気を入れます。
一日で空気がかなり抜けてしまい、
規定2.5kgf/cm2のところ、1.5kgfしか入っていませんでした。
そんな空気圧で走り続けたから、Rタイヤが台形に編磨耗してしまいました。
 
マップルを見ると、むつ市の中心からさほど遠くない早掛沼という湖に、
早掛レイクサイドヒルキャンプ場という場所があるので、そこに向かいます。
 
名前や立地からして予想はしていましたが、ここもリッチなオートキャンプ場でした。
でも一区画1500円で、それほど高くはありませんでした。
一区画でバイク3〜4台分OKらしいので、数人で泊まれば一人あたりが安くなります。
キャンプ場にチェックインしたのが、18時。
適当にテントを張り、荷物をテントの中に押し込みます。
洗面道具と着替えを持って、むつ市の市街地へ買出し&入浴に向かいます。
 
まずはスーパーで夕食を買い、その足で銭湯を探します。
キャンプ場に向かっている時、たしか通りがかりに銭湯があったのですが、
場所が分からなくなってしまい、銭湯を探して市内をグルグル走り回ります。
真っ暗になって道が見えにくくなり、
このままでは迷子になって、キャンプ場にも戻れなくなりそうです。
仕方なく銭湯を諦めて、キャンプ場に戻りました。
サイトに戻って、バイクを片付ける際、
タンクバッグに入れていたデジカメを落としました。
スローモーションで落下し、カチャン!と軽い音をあげて弾むデジカメを見ながら、
あぁ、やっぱりな…とため息をつきました。
ほら言わんこっちゃない、予兆を無視して強行すると悪い事は続くのです、なぜか。
壊れたのはメインカメラでなく、予備カメラのほうだったのが救い。
そもそもメインカメラは大事だから、タンクバッグには入れません。
 
気象のせいか、場所のせいかは分かりませんが、ものすごく風が強いです。
テントの中に人が入って重りにならないと、荷物ごと吹っ飛ばされそうです。
張り縄なんて普段持ち歩かないんだけど、さすがにこの風では張り縄の必要性を感じるな。
お風呂に入れなかったので、濡れタオルで清拭して着替えます。
あまりに風が強くて、外では調理もままならないので、
やむなくテント内で夕食の準備。
今夜は、横浜の道の駅で買ったカルビ焼肉のタレをかけた焼肉サラダ。
同じく、横浜の道の駅で買った、菜の花ドーナツ。
焼肉のタレは、普通の甘い焼肉のタレでした。
 
一晩中、激しい風に四方八方から攻められ、
テントがバッタバッタと暴れまくりました。
突風で私ごとテントが吹っ飛ばされて、
サイト下の湖に転がり落ちるんじゃないかと、
真剣にヒヤヒヤしながら、眠りにつきました。
 
本日の走行距離、380km。
2日かけてやっとむつ市、はぁ、大間は遠いなぁ…。
 
下北半島ツーリング後編/1へ続く

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