home > 山行日和 > 火打山トレッキング/2

火打山トレッキング/2 '15.10/14〜15
 
火打山トレッキング/1
へ戻る

 

9時に黒沢橋を通過。
9時20分に十二曲りを登り始めます。
名前どおり、クネクネの登り坂ですが、それほど急ではありません。
ホイホイと十二曲りを登り終えましたが、まだまだ急坂は続きます。
と言うか、これからが本番でした…。

 

十二曲りよりもキツい登りを、ヒィヒィと登ります。
終わりの見えない登りにメゲて、ザックを放り出して座り込みます。
この頃から、上から降りてきた登山者とすれ違うようになり、情報収集をします。
この先、道がグチャドロだから、スパッツを持っているのなら着けた方がイイと言われ、急きょスパッツを装着。
高谷池のテン場では5cmほどの積雪があったそうです。
妙高山は積雪で道が悪く登頂を諦めたという人が多かったですが、火打山は大丈夫そうです。

相変わらず続く急坂をモタモタ登っていたら、一人のおじさんに追いつかれました。
おじさんは私にやたら話しかけ、気を使い、私と歩みを共にしてくれました。
おじさんは、バイクに乗ってきたテン泊単独行の女がよほど珍しかったのか、
登山口で私が準備をしているのをずっと見ていたそうです。

おじさんは1年の半分を山で過ごしているような、
ガチな山男さんでした。
とても山に詳しく、色々と話しかけてくれるのですが、
疲れてテンパっている私は、はぁ…ふぇ…みたいな返事しか返せません。

11時15分、おじさんに励まされながら、やっと富士見平に到着。
ここは、火打山方面の高谷池と、妙高山方面の黒沢池との分岐です。
私とおじさんは、高谷池方面へと進路をとります。

 

いくぶんか傾斜が楽になったものの、登りは続きます。
森林地帯を越えて尾根道になり、右に黒沢岳を望みながら真っ青な空の下を歩きます。

左には、目指す火打山の姿が!
中央が火打山、隅っこの雲がかかっている山は、活火山の焼山です。
この辺りから、日陰に雪が残るようになりますが、歩くのに問題ありません。
ただ、道は壮絶なグチャドロっぷりでウンザリします。
スパッツ付けておいて良かった〜。

おじさんに引っ張られるように、ノロノロと登り続けます。
おじさんの足ならとっくに高谷池に到着している頃なのに、
私のスピードに合わせて登り、私が疲れて立ち止まると追いつくのを待っています。
どうぞ先に行って下さいと言っても、いいからいいから、と、私をサポートしてくれます。
困ったなぁ、気持ちは嬉しいけど、休むに休めん…。
写真を撮るために歩みを止めるのも気が引けます。

火打山トレッキング/3へ続く


home > 山行日和 > 火打山トレッキング/2
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送