■夫婦滝

続いて、橋の上流に移動。
遊歩道の終点には、夫婦滝と言う二つの滝が流れています。

夫婦滝でランチタイム。
家からマグボトルに入れたコーヒーとサンドイッチを持参しました。

日中は小春日和となり、ポカポカの気温になりました。
出発時には寒かったので、あっつあつのコーヒーを持ってきたのですが、
ポカポカ陽気の中、冬装備で滝巡りをしたので汗だくです。
ジャケットもフリースも脱ぎ、口も付けられないほどアツアツのコーヒーをチビチビ味わいました。

夫婦滝付近も、素晴らしい渓谷美です。
紅葉のピークに訪れたかった！

人っ子一人いない、平日の山の中。
気分も良く、つい大声で歌なんか歌っちゃったりして。
しかし帰り際、さっきまで誰もいなかった千畳岩には、
いつの間にか人が来て、ボルダリングの練習をしていました。
さすがに歌声はここまで聴こえていないとは思うけど、
油断したらいかんなぁ…。

■中美濃林道

片知渓谷より先に山道を進むと、上の写真のような山道が楽しめます。
この道は、瓢ヶ岳や高賀山を巻いて、タラガ峠方面に抜けられるようです。
ただ、これは3週間前の写真です。
その時すでに紅葉がピークだったので、今進んでももう冬山の景色だし、
この先災害で通行止めになっていて、春まで通り抜けられません。
なので、今回は片知渓谷からr81に戻りました。

■モネの池

r81からR256にスイッチして北上すると、
静かな田舎道の途中に、異様に混雑している場所があります。
それが、今インスタ映えで話題の、モネの池です。

肉眼で見るとただの池なのですが、写真に撮るとなぜかモネの絵画のように美しいという、摩訶不思議な池です。
ここは何度も寄っているし、相変わらず混雑していたので、今回は寄りませんでした。
なので、写真は去年の9月のものを利用。
見頃は、ハスの咲く夏頃なのですが、今は雪で閉ざされない限り、
平日もオフシーズンも関係なく、池をグルッと観光客が取り囲んでギューギューです。
今では駐車場は有料になるわ、周辺に店が出来るわ、観光バスが乗り込んでくるわで、
どんどん俗化してしまい、全く平穏の時がありません。

■板取川

板取川はとても綺麗な川で、夏も涼しいので、川沿いにたくさんのキャンプ場があります。
R256を走っていると綺麗な淵や瀬を楽しめますし、初夏にはアジサイが沿道に咲き誇ります。
モネの池の近く、R256小瀬見橋から見る板取川は、ダムに堰き止められたブルーの淵がとても綺麗で大好きな場所です。

晩秋の板取ツーリング／4へ続く