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北海道ツーリング6日目/3
 
北海道ツーリング6日目/2
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旭川に入ると雨も小降りになり、市内の渋滞のR12にはまっているうちにすっかり雨もあがりました。
 
カムイスキーリンクスから芦別へと向かう旭川芦別線にスイッチします。
■新城峠
旭川芦別線の新城峠からは、美しい丘陵のうねりと、パッチワークの畑が見渡せます。
展望台がありますが、イマイチ展望は良くないので、丘を登ります。

これが新城峠から見たパッチワークの丘。
雨上がりで山や畑から湯気が立ちのぼり、煙っています。
今まで雨の中を頑張って走りぬいたご褒美とも言える、なんとも幻想的な風景でした。

■住友赤平立坑櫓
赤平に行き、赤平炭鉱の立坑櫓を見に行きました。
現役当時は24時間フル操業し、「住友赤平立坑」のネオンが輝く立坑櫓は、赤平のランドマークでした。
 
もう17時を回り、辺りは暗くなってしまいました。
閉坑から10年。
暗くなっても灯らないネオンは、今でも櫓と共に赤平の町を見下ろしています。
■旧炭山川鉄橋
三井芦別鉄道の廃鉄橋の上には、三井芦別炭鉱のディーゼル機関車が展示されています。
 
芦別からR452を南下し、桂沢湖の国設野営場に向かいます。
・・・凄い闇です。とにかく闇です。
R452は、川&湖沿いの道なので、北海道にしてはクネクネしている国道です。
真っ暗な上にガスも出て一面スモーク、ブラインドコーナーが多く、路面もヌレヌレ。
こんな道でも猛スピードな地元車に先を譲りながら、ゆっくり恐々走ります。
 
18時半頃、やっと桂沢湖に到着。
桂沢観光ホテルで受付をし、キャンプ場に向かいますが・・・。
■桂沢国設野営場
キャンプ場に向かう道は、四国のつづら折れもビックリな急坂&急カーブ!
しかも苔でヌルヌルしていて、足を付くのも危ないくらいです。
ちょっとハンドルを切るだけでも滑って転びそうなスリリングなつづら折れを気合で下り、駐車場に到着。
駐車場はドロドロマディで、入り込んだら絶対RFでは抜け出せない状態です。
どうやらここにバイクを停めて、更に下の湖畔のサイトまで歩かなければならないようですが、その道が真っ暗で恐ろしすぎ!
目の前に湖があるはずですが、ブラックホールのような闇以外は何も見えません。
サイトまでの道もサイトの電灯さえも、なにも見えない・・・。
恐ろしすぎてサイトまで行くのは諦めて、駐車場の入り口にある炊事場の下でテントを張って寝ました。
 
闇以外は本当に何も無いR452と、熊&オバケがいつ出てもおかしくないムード全開バリバリの国設野営場(・・・の駐車場)は、 この旅で一番の恐怖でした。
あの時の真っ暗闇を思い出すだけでも気分が悪くなります。
ここに比べたら、石狩川河口のキャンプで感じた恐怖なんて屁のカッパです。
 
本日の走行距離、420km。
空にはびっしり星がまたたいています。
明日こそは晴れるか!?
 
北海道ツーリング最終日/1へ続く

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