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’０６北海道ツーリング４日目／２
　
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	オンネトーからＲ２４１で足寄までやって来ました。 連日の嵐で、足寄川が出血大増水中！ 足元のすぐ下を流れる濁流が橋を揺らし、お尻キュー！と通り越して心臓が口から飛び出そうな恐怖。 　 足寄付近に残って、翌朝オンネトーリベンジをするか、今日のうちに日高辺りまで行くかしばらく悩みましたが、散々悩んだ末、オンネトーに未練を残しつつ士幌方面に向かいました。
	足寄からは雨がやっと小降りになり、本別を抜けて士幌に入るとすっかり止みました。 士幌は随分前に雨は止んでいたようで、道路が乾いています。 それでも相変わらずの強風で、バイクにしがみ付いたまま。 　 雪を被った日高山脈が、久しぶりに射した光に輝いています。 　 涙が出ました。 雨は止んだのです。 あがらない雨はないのです。
	せっかく雨があがったので、日暮れ前にもうひとっ走り、然別湖に行くことにします。 久しぶりに乾いた路面のワインディング、ｒ８５をぐんぐん登っていきます。 　 遥か先に見える大雪山方面の山は、重厚な雪雲がかかり、かなり雪が降っているようです。 道路情報では三国峠や石北峠が通行止めになっているようで、嵐による災害かと思っていましたが、そうでなくこの雪のせいかも。
	■然別湖 峠を越えて然別湖にやって来ました。 紅葉は終わっちゃってるし、また雨は降ってくるし、猛烈に寒いし、観光客からは冷たい眼差しで見られるし、いい事なし。
	■白樺峠 すぐに然別湖を後にし、再び峠を下ります。 白樺峠は、その名の通り、山肌一面が白樺だらけの峠ですが、すっかり紅葉が終わって丸坊主。 しかも凄い風で、立っているのがやっと。 キョーレツに寒く、いつ雪が降ってもおかしくありません。 バイク倒れるなよーとヒヤヒヤしながら撮った写真。
	この道からは、十勝平野と日高山脈のすばらしいパノラマが見られます。 しかし日が暮れてイマイチだったので、この道は翌日リベンジしようと決めて、近くにキャンプ場を探します。 　 しかし近くの鹿追自然ランドは営業期間終了、山の奥にある然別峡野営場はダート＆真っ暗＆雪の可能性を考えて却下。 士幌に戻ってヌプカの里を目指しますが、道が真っ暗で怖すぎて引き返してしまいました。 航空公園まで戻るのも遠いし、もう走りたくないので、Ｒ２７１沿いにあった駐車場にチェックイン。
	テントを立てたら雨が中まで浸水していたので、テントの中をタオルで拭き、濡れた体も拭いて乾いた服に着替え、水没した食料を食べて減らします。 今宵は北海道最後の夜、今日もＨＢＣを聞きながら早々に就寝、本日の走行距離、２００ｋｍくらい。 　 この駐車場は、東屋もトイレも展望台も芝生もあり、こりゃいいテン場を見つけたと喜んだものの、 夜になるにつれ、うるさい車が国道を走り回り、カップルはいちゃつき、トラックがエンジンをかけて仮眠するし、一晩中騒がしい場所でした。 しかも未だ風が強く、時々ドーン！と突風が吹いてテントが持ち上がったり潰れそうになるので、床や天井を押さえて耐えなければなりません。　 ウトウトしては起き、外の人の気配に怯え、テントを押さえ、ラジオを聴きながらまたウトウトし・・・という感じで殆ど寝られませんでした。 　 ’０６北海道ツーリング最終日／１へ続く

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