初めての車でのキャンプです。
積載に制限がないので、バイクでは運べないような快適椅子を持ってきました。
でもその高さに合うテーブルが無かったので、
代替品に牛乳コンテナを持ってきました。
牛乳コンテナひとつで全てぶち壊しな、キョーレツな貧乏臭さ。

平日なのですが、車数台分の宿泊者がいます。
でもみんな渓谷沿いまで下りてテントを張っていたので、森の中は私だけでした。

ビールも食材も調達できませんでしたが、
途中で買ったパンや、家から持ってきた保存食があるのでなんとかなります。
麦草ヒュッテで貰ったチラシのクーポンを持って松原湖のパン屋に行ったら、
ベーグルをおまけしてくれました。
ベーグルとクッキーはお土産にしました。

本日のメインディッシュは、
北海道のご当地レトルトカレー「オホーツク流氷カリー」。
…見て下さい、この毒々しい色！食べ物の色とは思えん！

食べてみたらビックリの美味しさ！
特に青いカレーが美味しい！
白い方もシチューではなく、ちゃんとホワイトカレーです。
またどこかで売ってたら、ぜひリピートしたいです。
カトラリー一式も忘れてしまい、
コーヒー用に持ってきた使い捨てデザートスプーンしかなく、
小さいプラスプーンでチビチビ食べました。

食事後2時間ほどうたた寝し、21時頃に起きました。
夕方はまだ暑くて汗が出ましたが、夜はさすがに涼しく、
外で椅子に座り、まったり3時間ほどラジオを聴いてボケーッとしていました。
日付が変わる頃には体が冷え切ってしまったので、
シュラフに潜り込み、ぬくぬくと就寝。

本日の走行距離…338�q

am4時半に起床。
こんな時間に車でサイトに入って来て、サイトを走り回ったあげくにガチャガチャと設営をする人がいたので、
うるさくて目が覚めてしまいました。
昨夜も21時過ぎにサイトに乗り入れてうるさく設営する人がいたし、時間外に来る人ってちゃんと料金払うのかな。

ここ尾白川は、甲斐駒ヶ岳の登山口であり、早朝からたくさんの登山者が往来しています。
みんな観光案内所の駐車場から歩いてきて、キャンプ場を横目に山へと向かっていきます。

朝食は、インスタントチーズリゾットです。
唯一のカトラリーである昨日のデザートスプーンで、チビチビ食べました。
食べながら撤収開始、食べ終わる頃にはテントも畳み、全部車に積み込みました。

撤収が済んだら、尾白川渓谷へと歩いてみます。
キャンプ場の奥にある神社の脇に吊り橋があり、橋を渡った先から、甲斐駒登山道と尾白川渓谷への道が分岐します。

白州観光尾白キャンプ場DATA　（一名＆車一台で利用の場合）

住所…山梨県北杜市白州町白須8886
金額…1000円+車一台1000円＝税込2000円
サイト…傾斜のある渓谷と森のキャンプ場。地面は砂地ですが、雨で流れて溝が出来ていたり湿気っていたり。
バイク駐輪場…乗り入れ○
トイレ…古い和式ボットン。今までのキャンプ人生で1〜2を争う酷さ…
ごみ箱…持ち帰ったので不明。
最寄のお店…道の駅白州に隣接するスーパー、R20沿いのコンビニなど。観光案内所や管理棟はアテに出来ません。
最寄のGS…R20沿い。
最寄の風呂…R20〜キャンプ場までの途中に尾白の湯。その他R20周辺にあり。
その他…サイトは直火OKのようです。イコールあんまり地面が綺麗ではない。

感想…南アルプス登山口の尾白川渓谷にあるキャンプ場。
アプローチが険しい、設備が古い、森深い、秘境のようなキャンプ場です。
特にトイレが古過ぎて参りました。
男女共同で、汲み取りで臭い、電気が付かず怖い、男子小便所は便器すら無く、コンクリの壁と溝に直接スタイル。
ただでさえ汚いトイレなのに床が水で常にビショビショに塗れていて、汚くて靴を捨てたくなりました。
キャンプ初心者な感じの若い女性グループが、こんなトイレに愕然としていました。可哀想に…。
渓谷沿いのサイトが人気みたいで、みんなわざわざ渓谷に降りて設営していました。
私だったら急な増水が怖いから、川沿いの設営は遠慮するなぁ。
登山道の横なので、朝から登山者の往来が多いです。
クマ除けの鈴がチリンチリンうるさいよ…。
唯一良かったのは、夏なのに夜は凍えるくらい涼しかった事です。
この辺りのキャンプ場の相場が分かりませんが、2000円払ってこの設備では、次は無いなぁ。
ワイルドや玄人を自負するキャンプマニアなら、まぁいいんじゃないでしょうか。
間違っても、お洒落キャンプを期待する女性なんぞ連れてこない方がいいです。
あと、腹下が低い大きな高級車に乗ってるような人も、観光案内所より先には進入しない方がいいです。