駐車場でテントの撤収をしながら地元のお兄さんと話していると、猫が通りがかりました。
私が猫にキャーキャー言っていたら、そんなに猫が好きならもっと見せてあげると、
お兄さんが軽トラで私を誘導して、漁港の敷地内に案内してくれました。
そこには、そこかしこに猫、猫、猫。
お兄さんは少しづつ餌を与えつつ、猫達の紹介をしてくれました。
車に惹かれてすぐに死んじゃうんだけどね…と言う一言が悲しかったです。
5匹の子猫に乳を与えている母猫のお腹が、もう膨らんでいました。
TNRを全く施していないので、猫が増える一方のようです。
野良猫なので警戒心が強い猫ばかりでしたが、子猫の中には人懐っこい子もいました。
旅先でなければ、思わず一匹我が家に迎えてしまうところでした。 |
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段々畑の散策の喉の渇きを、コーラで癒します。
なんじゃこりゃ萌え画の第二弾、お遍路デザインボトルです。
オタ心をくすぐって、容量の小さな缶で150円も取りやがって…
コカコーラめアコギな商売しよる。
ええもちろんお土産に空き缶を持って帰りましたよ。
いいカモですよ。 |
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四国の日常風景、良心市。
季節柄ミカンしか置いてありませんでしたが、一袋買いました。
10個くらい入って100円ですよ、安い! |
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遊子から宇和島へと戻ります。
四国に来てR56を走るたびに、昔の恋を思い出します。
20歳の時、好きだった人が愛媛出身で、R56沿いに実家があると言っていました。
俺と結婚して愛媛に来ないか?と言ってくれて真剣に考えたのに、
他に女を作ってあっさりフラれました。
普段全く思い出さないのに、R56を通る時だけ、
そんな事があったなぁ、と、その人の事を思い出します。
先ほど猫を案内してくれた地元のお兄さんの喋り方が、その好きだった人にそっくりで、
懐かしい愛媛弁のイントネーションに、必死に涙をこらえていましたが、
お兄さんにお礼を言って別れ、バイクに乗って走り出したとたんに、
涙が止まらなくなりました。 |
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宇和島を抜け、西予を抜け、失恋街道R56を北上。
八幡浜を目指しますが、左ヒザが痛くて耐えられなくなってきました。
段々畑を散策する前に鎮痛剤を服用したのですが、
いわゆる第二類の汎用品だったので効果がイマイチのようです。
我にロキソニンを〜! |
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ドラッグストアを巡って、ロキソニンを扱っている薬局を見つけ、
問診表に症状を記入し、薬剤師の説明を受けて、やっと入手しました。
第一類は面倒くさいね〜。
店を出るや否や、さっそく服用しました。
時間が押していて急いでいるのに、思わぬ足止めでした。 |
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八幡浜に向かう途中にあった、稲藁で作られたマンモス。
望遠レンズで撮ったので細部が伝わりませんが、
かなり大きくてクオリティがむっちゃ高い!
近くで見たかったのですが、急いでいたので泣く泣くスルー。 |
■パンメゾン
今回の四国ツーリングの目的は3つ。
姫鶴平でキャンプ、遊子水荷浦の段畑、そして3つ目が、八幡浜にあるパン屋さんです。
パンメゾンという街中の普通のパン屋さんですが、一大ブームになった塩パンを生みだした発祥のお店なのです。
塩パン大好きな私は、そこら中のパン屋さんで塩パンを食べ比べて、100個/年のペースで食べています。
おかげで、健康診断で悪玉コレステロール値が要注意域に突入しましたよ。
一日目の鈴鹿スカイラインで食べていたのは、グラーノグラーノ(フジパン系列?アピタによく出店しているパン屋さん)の塩パンです。
グラーノグラーノの塩パンが私の中で暫定一位の美味しさなのですが、さて、塩パン元祖の味やいかに?
わざわざ愛媛くんだりまで行って定休日だと困るので、事前にネットでお店を調べ、
グーグルナビに案内してもらって、パン屋さんに到着。
念願の塩パン、ソフト塩パンなど、数種類を購入しました。
すぐにでも食べてみたい衝動を我慢し、夜の楽しみとしてバッグにしまいました。
'18四国ツーリング中編/5へ続く |