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'14東北ツーリング1〜2日目/2

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■秋田港

am6時前に秋田港に到着、いよいよ東北に上陸です。
乗船したバイクの台数は新潟で増え、敦賀を出航した時の倍になっていました。
下ろした荷物を積みなおすのが面倒だなぁ…。

一晩一緒に部屋で過ごした親子が、
ターミナル玄関で私の下船を待っていてくれ、
手を振って私の旅立ちを見送ってくれました。

まずはR7からR13を乗り継いで秋田の市街地を脱出し、
R13からR46へと進んで田沢湖を目指します。

時刻はまだ7時前、気温は10度以下で寒いーーー!!
港からジャケット・ジーパン・薄手グローブ姿で30kmほど走ってきましたが、
耐えられなくなり、さっそく路肩でレインウェア上下&冬用グローブを装着。

 

■荒川鉱山跡

R46を協和から角館に向かって走っていると、町営サーキット場の看板が出ていました。
町が運営するサーキット場って珍しいな、それに、その看板の下に書かれた「荒川鉱山跡」にも惹かれます。
一旦は通り過ぎましたが、気になって引き返し、案内方面へと寄り道します。

脇道を少し奥に進むと、ズリ山なのか掘削跡なのか分からない荒廃した山肌があり、
その足元にサーキット場がありました。
荒れた地形を生かしたモトクロス場もありました。
そして、サーキット場の前を流れる小川の対岸に張り付いた、真っ黒な城壁のような遺構に釘付け!
一目で銅山だと分かる、カラミブロックで出来た大きな選鉱場跡の基礎です!

 

まるで山城や要塞のようで、素晴らしい天空の城っぷりです。
選鉱場の前には、同じくカラミ製の4つのシックナーも鎮座し、鉱山マニアのドツボにはまるビジュアルです。
しかも公園として整備されており、自由に遺構に近づけます。
秋田にこんな遺構があったとは知らなかった、引き返してきて良かったー!

選鉱場を散策中、小川から遺構へと斜面を登ってくるガサガサ音が…。
熊か?熊さん登場か!?
ビビリながらも、正体が気になって、遺構から下をのぞいて見ました。
すると1mもない至近距離に、出たー!…なんだシシ神様か。

私が上からのぞいている事に気づかず、
カモシカは斜面を登って遺構まで辿り着きましたが、そこに私がいる事に気づいたとたん、
ギョッとした表情で転がり落ちるように斜面を下り、小川を走って逃げてしまいました。
そんなに怖がらなくてもいいじゃないか…でも、脅かしてゴメンね。

■抱返り渓谷

角館からR105にスイッチして田沢湖へ向かうはずでしたが、
角館の先にあるはずの抱返り渓谷の看板が現れて、
いつの間にか角館を通り過ぎていた事に気づきました。
せっかく通りがかったので、抱返り渓谷に寄っていく事にします。

抱返り渓谷は紅葉が有名ですが、
さすがにまだ紅葉には早過ぎて期待できません。
渓谷全体を歩くには時間がかかりますが、
途中の回顧(みかえり)の滝という箇所までなら1時間ほどで往復できるようです。
では、その滝を見に行ってみるとしますか。

 

駐車場にバイクを置き、8時45分にスタート。
神社を過ぎ、橋を渡ったら、あとは渓谷沿いの遊歩道を進みます。

'14東北ツーリング1〜2日目/3へ続く


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