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'14東北ツーリング4日目/4

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■イギリス海岸

続いて、イギリス海岸という場所に行ってみます。
イギリス海岸とは、市内を流れる北上川の風景がイギリスに似ているとかで、
宮沢賢治が名づけたそうです。

どんな風景かとワクワクしながら行ってみたら、普通の川でした…。
これのどこがイギリスだと、賢治を小一時間問い詰めたい気分でした。

昔は北上川の水位が低く、川底の白い泥岩層が露わだったため、
それがイギリスの海岸のように見えていたそうですが、
現在はダムの関係で水位が上がってしまったので、
イギリスの海岸のような風景が見られないのだそうです。

それよりも、イギリス海岸にあった車止めのポールが、
なんともシュールで笑えました。

■岩根橋

花巻からR283で、再び三陸海岸へと大移動開始です。
花巻と遠野の境界では、並走するJR釜石線のレトロなアーチ橋梁が見られます。
これは岩根橋という橋で、土木遺産にも指定されています。
写真を撮っていたら、たまたま電車が走ってきました。

■めがね橋

岩根橋からもう少し遠野側へ進むと、道の駅みやもりがあり、
そこからもうひとつのアーチ橋梁・めがね橋が見られます。
めがね橋や岩根橋を渡る汽車の姿は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルになったとも言われています。

 

R283〜R107と走って、大船渡にやって来ました。
田老や宮古では、まだあまり津波の被害を実感しなかったのですが、大船渡では津波の爪痕が未だに至る所に残っており、
やっと被災地に来たんだと実感するようになりました。

このような津波に破壊された水門は、
この先の海岸沿いの至る所で見かけるようになります。

 

大船渡のr9沿いにあった、巨大なセメント工場。
鉱山好きの魂を揺さぶる素晴らしいプラントです。
この工場も津波の被害を受けたはずですが、何事もなかったかのように稼働中です。
これだけ巨大で基礎もしっかりしているから、津波に耐えられたのでしょうか?

'14東北ツーリング4日目/5へ続く


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