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バイクに戻ってくる頃には雨も小降りになり、
空には陽が射しはじめました。
このまま雨が止んでくれる事を願いつつ、陸前高田から気仙沼へと向かいました。
この写真は、陸前高田のR45沿いにあった中学校の被災校舎です。 |
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■道の駅 大谷海岸
気仙沼の道の駅にピットイン。
晴れてきて、レインウェアを着ていると蒸し暑いです。
R45を走るのは半分以上がダンプで、
雨で濡れた路面は、泥や砂でアスファルトが見えないほど汚れています。
ダンプのタイヤが巻き上げる泥混じりの飛沫で汚れるので、
レインウエアを脱ぐに脱げない状態でしたが、
あまりの暑さに負けて、道の駅でレインウェアを脱ぎました。
バイクに付いた泥飛沫は、乾いてセメントのように白く固まり、
こりゃ洗車が大変だな…とゲンナリ。 |
道の駅の裏にあったのは、津波に破壊されたままの状態の駅のホームでした。 |
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道の駅の隣にあった、工事関係者用の簡易住宅。
キャンプ場のバンガローみたいで、泊まってみたいです。
気仙沼も、R45沿いはずっと更地と復興工事ばかりの風景が続き、
そこら中に出張事務所や宿泊用のプレハブが建っています。
そしてその周辺には、工事関係者の稼ぎを狙うパチンコ屋が並んでいます…。
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気仙沼から南三陸へと向かっている途中に、
昭和テイストのドライブインがあり、
その玄関にコスモスの自販機がありました。
しかもちゃんと稼動しているようなので、思わず寄り道。 |
今や会社所在地の仙台周辺で、少数が細々と生息するだけのレア自販機となったコスモス。
今度いつ会えるか分からないので、記念にひとつ玩具を買ってみます。
100円を投入し、レバーをガシャポン!と降ろせば、
出てきたのは、ちょっと色褪せたドラゴンボールのカードダス詰め合わせ。
在庫処分にもほどがある…。
まぁコスモスは、この景品のトホホ感も含めてネタで楽しむ自販機ですから。 |
気仙沼から南三陸まで、R45に並走するように残る三陸鉄道の軌道。
しかしその半分以上は、津波で被害を受けた状態のままです。
被害が凄まじく、ちょっとやそっとじゃ復旧できそうにありません。
右の写真のガレキはホーム跡です。
鉄道不通区間は、バスによる代替輸送が行われており、
被害が無かった山側の軌道はアスファルトで埋められ、バス専用路線に転用されていました。
'14東北ツーリング5日目/3へ続く |