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大谷資料館〜Wizardry in 大谷/2
 
大谷資料館〜Wizardry in 大谷/1
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階段を降り、巨大空間に一歩踏み入れるや、
その光景に血沸き肉踊ります。
広い!大きい!
 

入り口階段の下にある、四角い穴。
その壁面は、様々な積み方をされた大谷石で固められています。
 
これは、様々な積み方で大谷石を積み重ねて、強度テストをする場所だそうです。

内部は見学コースの順序に沿って歩くようになっています。
GWなので、見学者が多いです。
 
手前には、切り出された大谷石が、規格サイズごとに展示してあります。
見学通路から、入り口の階段を振り返って。
天井が高いので、ダンジョンという雰囲気は薄いです。
ムーディーな照明もあって、どちらかと言うと地下神殿。
 

横穴と、その壁にあった説明。
横穴の奥には、更に横穴があります。
 
戦時中この地下空間は、日本軍の戦闘機「疾風」の機体工場だったと書かれています。
他の地下工場との連絡用のトンネルもたくさん掘られ、繋がっているそうです。
 
その看板の隣には、食料試験倉庫?みたいな看板も。
天然の地下倉庫であるこの場所は、かつて余剰の政府米を保管したり、
今でもワインカーヴや食料貯蔵庫として使われているそうです。

行く先に、なんか照明が当てられた壁とオベリスクが見えてきました。
大谷石で出来た塀や門柱の見本も展示されています。
 
坑内は大型トラックも進入できるよう、広い道になっています。
天井にあいた、四角い採光穴。
操業当時の暗い坑内では、作業員はこの穴で、
自分のいる場所や向いている方向を確認したそうです。
 
天井に残る黒いシミのような部分は「ミソ」と呼ばれる層です。
大谷石は、商品になる綺麗な層とミソと言う汚い層が交互に重なっています。
ミソの部分を上手く避けて、綺麗な層を掘り進んだ名残なのです。
これが地下採掘場の全体図。
見難いですが、見学出来るエリアは、左のグレーの部分のみです。
グレーの部分だけでもけっこう広い!
もしこの地下空間が全て開放されたら、どんな巨大迷宮!
 
大谷資料館〜Wizardry in 大谷/3へ続く

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